始めてみたい不動産投資
自己資金からの支出を抑えられるなら、不動産投資家としてデビューしやすくなるはずです。しかし、根本的に購入できる物件もその分限られるのは確かです。新築物件の場合には、暮らした形跡がありません。プレミアムな暮らしを広告に打ち出すことが可能ですが、その分だけ物件価格に上乗せされた高額投資になりやすいものです。特に都心の新築物件は、昔でいえば億マンション、本来の物件価格より割高でしょう。しかし、初心者でも始められるのは事実、マンションの一棟買いではなく、区分マンションに目星をつけましょう。どうしたって、建物全体の大規模修繕に着手しなければならず、そのことを考えれば、部屋内の設備修繕だけで事足りるのが区分マンションの魅力でしょう。もちろん、リノベに関する知識やノウハウがあっても、実際に施工するのは専門業者ですし、物件周辺のニーズを読み取る能力がなければ、募集に時間がかかる可能性もなきにしもあらずです。経験がないなら、購入価格が抑えられる築古物件を選びましょう。不動産投資は、一件のみならず、資産を増やすために数件を運用していくものです。買ったり、売ったりするのもタイミング次第というケースもあり、常に不動産ネットワークを構築しておかなければなりません。情報は最新のものを収集しましょう。